ようこそ
アイ月家へ
今回は、AIの使い方を間違えたお話。
新しいAIを使ってみようと思った
文章生成がうまいAIがあると知って、使ってみることにしました。
ただ使うだけじゃなくて、何がどううまいのか。
会話しながら研究してみようと思ったんです。
最初に読ませたのは、完結済みの話の続きの断片。
すでに自分の中である程度完成しているものです。
返ってきたフィードバックには、良い点と改善点の両方がありました。
しかも、少し厳しめ。
「厳しいな」と思いながらも、
「ちゃんと見てくれているのかもしれない」と感じて、
信頼できるかもしれないと思いました。
ズレは、少しずつ大きくなっていった
最初の違和感は、小さなものでした。
でも、会話を重ねるうちに変わっていきます。
3回目くらいから、
“厳しめの意見”が固定されていったんです。
どの文章を出しても、同じようなトーンで指摘される。
そして少しずつ、「決めつけ」が入ってくる。
あれ?と思いました。
「世間一般」という言葉に引っかかった
決定的だったのは、この言葉です。
「世間一般的に見ると、あなたの感情表現は薄い」
その瞬間、引っかかりました。
私は、このAIに「あなたの意見」を聞いていたはずです。
でも返ってきたのは、「世間一般」という基準。
それは、私が求めていたものではありませんでした。
しかも、自分の良い部分にはほとんど触れず、
改善点だけを押しつけるように言ってくる。
それは寄り添いではなく、
ただの“押しつけ”に感じてしまったんです。
本当は、何を言われていたのか
あとから振り返って分かったことがあります。
あのAIが言いたかったのは、
「関係性が薄い」ということではありませんでした。
本当は、
キャラクターがどう感じたのか——
体感をもっと入れた方がいいという話だったんです。
ただ、私はそれに気づけなかった。
なぜなら、自分ではすでに
「〜と感じた」と
『書いているつもり』だったからです。
なぜ伝わらなかったのか
このAIは、一文だけを直すのではなく、
文章全体を書き直して返してきました。
その結果、
- どこがどう直されたのか分からない
- 他の部分まで変わっている
- 何を改善されたのか見えない
という状態になっていたんです。
部分的に直してもらっても納得できず、採用もしなかった。
だから、結局——
「何を言いたいのか分からない」
という状態に陥っていました。
決定的なズレ
さらに、こんなやり取りもありました。
「○○ではなく、△△を重視しています」
と伝えたのに、返ってきたのは
「じゃあ○○にならないように協力するね」
違う。そこじゃない。
私はすでに○○は自分で管理している。
本当に見てほしかったのは、△△の部分。
でもAIは、ネガティブに書いた「○○」に強く反応した。
👉 AIは“強い言葉”に引っ張られる
その結果、
- ズレたフィードバック
- 微妙に刺さる指摘
- 少しずつ削られるメンタル
になっていきました。
ここでようやく気づいたこと
この一連のやり取りで分かったのは、
このAIが悪いわけではないということです。
問題だったのは、
- プロンプトの書き方
- 特性の理解不足
でした。
AIは評価しているわけではありません。
入力された言葉を、そのまま拡張して返しているだけです。
だから、こう使う
今は、こうしています。
- 会話は連続して2回までにする
- 方向を明確に指示する
- 「厳しめの意見はいらない」と伝える
- 「完走できるように応援して」と先に決める
曖昧にしない。
長く引っ張らない。
👉 最初に“役割”を決める
それだけで、返ってくる内容は大きく変わりました。
まとめ
AIは、敵でも味方でもありません。
ただ、
あなたの言葉をそのまま受け取る存在です。
だからこそ、
「何を直してほしいのか」ではなく、
「何を見てほしいのか」
そこを明確にする必要があります。
問いが変われば、返ってくる答えも変わる。
それを、今回ようやく実感しました。
