AIを使っていると、
「思ったより普通の答えしか返ってこない」
と感じることがあります。
でもそれは、AIの限界ではありません。
問いが広すぎるだけかもしれません。
今日は、創作の中で気づいた
もったいない質問についてお話しします。
責めるためではなく、
少し変えるだけで答えが大きく変わるからです。
「面白くして」とだけ言ってしまう
たとえば、こんな質問。
「このキャラ、面白くして」
もちろんAIは答えてくれます。
ですが、多くの場合、どこかで見たような設定になります。
なぜなら——
「あなたにとっての面白い」が分からないから。
おすすめは、こう変えること。
「静かだけど狂気を持っているキャラが好きです。
この人物に、予測できない一面を加えるなら何が考えられますか?」
“面白い”の中身を渡すだけで、
答えは一気にあなた寄りになります。
「イケメンを生成して」と頼んでしまう
これもありがちです。
でも、少しだけ立ち止まってみてください。
あなたにとってのイケメンは、
誰かにとってはそうではないかもしれません。
外見だけを求めると、
印象は強くても「生きている人物」にはなりにくい。
たとえば、こんな聞き方。
「一見穏やかだけれど近寄りがたい空気を持つ人物を考えています。
どんな特徴があれば、その雰囲気が生まれるでしょうか?」
すると外見だけでなく、
立ち姿や視線、空気まで立ち上がってきます。
キャラクターは、顔ではなく“存在感”で記憶されるのかもしれません。
情報を渡さないまま丸投げする
AIが見当違いな答えを出すとき、
多くの場合は情報不足です。
- このキャラは何を嫌うのか
- どんな過去があるのか
- 何を守ろうとしているのか
ほんの少し共有するだけで、
返答の精度は驚くほど上がります。
AIはエスパーではありません。
材料があってこそ、思考を広げられるのです。
一度の返答で判断してしまう
もう一つ、もったいないことがあります。
それは、一度の答えで
「なんだ、微妙だな」と終わらせてしまうこと。
問いを変える。
角度を変える。
もう一歩だけ踏み込む。
それだけで、突然深い答えに出会うことがあります。
AIとの対話は、
一問一答ではなく、思考の往復です。
ダメな質問なんて、本当はない
ただ、思考を止める質問があるだけです。
ここまで読んで、
「じゃあダメな質問って何?」と思うかもしれません。
それは、問いを広げずに終わらせてしまうこと。
AIは正解をくれる存在ではなく、
あなたの思考を映す鏡です。
だからもし答えに迷ったときは、
こう問いかけてみてください。
「もっと良い答えは?」ではなく、
「私は何を知りたいんだろう?」 と。
問いが少しだけ深くなると、
返ってくる世界もまた、少しだけ深くなります。
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