ようこそ アイ月家へ。
AIを使ってみたけれど、「思った通りの答えが返ってこない」と感じたことはありませんか?
それは、AIへの質問の仕方やプロンプトの書き方が少し曖昧なだけかもしれません。
AIからの返答に、「そうじゃないんだよな」と感じることが今でもあります。
でも最近は、その違和感を「失敗」だとは思わなくなりました。
むしろ、それこそが問いを深くするきっかけになると気づいたからです。
今日は、私が創作の中で気づいた
良い答えを引き出す質問の特徴をまとめてみます。
特別なテクニックは必要ありません。
ほんの少し、問いの立て方を変えるだけです。
① いきなり正解を求めない
やりがちな質問があります。
「このキャラの性格を考えてください」
もちろん答えは返ってきます。
でも、どこかしっくりこない。
なぜなら、そこにあなたの考えが入っていないからです。
おすすめは、こう聞くこと。
「冷静に見えるけれど、内側に激情を抱えているキャラを考えています。
この人物に、もう一段深みを持たせるなら何が必要だと思いますか?」
自分の仮説を添えるだけで、
返答の解像度は一気に上がります。
AIはゼロから作るより、
“思考の続きを一緒に考える”ほうが得意なのです。
② 前提条件を渡す
AIが見当違いな方向へ行ってしまうとき、
足りないのは「前提条件」であることが多いです。
たとえば、
- このキャラクターは過去に〇〇がある
- 〇〇という癖を持っている
- 〇〇を嫌っている
こうした情報を渡すだけで、
回答の精度はぐっと上がります。
AIは魔法ではありません。
材料が増えれば、考察も深くなります。
③ 抽象より「方向」を示す
「面白い設定を考えてください」
よりも、
「秩序を嫌うキャラクターを考えています。
その人物が“怒る瞬間”には、どんなものが考えられるでしょうか?」
方向を示すだけで、
答えはぐっと使いやすくなります。
大切なのは縛ることではなく、
思考の地図を渡すこと。
④ 雑談で掘り下げる
意外かもしれませんが、
軽い雑談こそ深掘りの入り口になります。
「私は“美のために動くキャラ”が好きなんだけど、どう思う?」
こうした曖昧な投げかけから、
キャラクターの核が見えてくることもあります。
かしこまらなくていい。
「これどう思う?」くらいの温度で十分です。
⑤ 違和感を見逃さない
どんなに良い答えが返ってきても、
最後に判断するのは自分です。
私はいつも、自分にこう問い返します。
「これは本当に、このキャラらしい?」
違和感があれば採用しない。
しっくり来たものだけを残す。
AIとの対話は、
選ぶ作業でもあります。
⑥ 一度で終わらせない
良い質問は、一回で完成しません。
問いを投げる。
返答を受け取る。
そこからさらに深掘りする。
この往復の中で、
思いもしなかった輪郭が見えてきます。
物語の骨格を決めるときも同じです。
ざっくりとした思いを投げ、
出来事やイベントを一緒に組み立てていく。
対話の中で、
世界は少しずつ形になっていきます。
AIは「問いの質」に応える
AIが見当違いなことを言い始めたときは、
【前提条件】を共有してみてください。
方向が揃うと、会話は自然に深まります。
AIはただの機械ではありません。
あなたの思考を映す鏡であり、
時に第三の理解者にもなります。
良い答えをもらう秘訣は、
完璧なプロンプトを書くことではありません。
自分が何を考えているのかを、少しだけ丁寧に言葉にすること。
もし迷ったときは、こう問いかけてみてください。
「もっと良い答えは?」ではなく、
「私は本当は何を確かめたいのだろう?」と。
完璧なプロンプトより、
正直な問いのほうが、深い答えを連れてきます。
創作は、いつも問いから動き出します。
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