AIと小説を書き始めて、半年ほどが経ちました。
この半年で、私は3作品を書くことができました。
そのうちの2作品は、10年以上前にキャラクターだけ生まれたものの、形にできなかった作品です。
今回は、そのうちのひとつ。
10年前に完結させたものの、賞に落ち、そのまま心の奥にしまい込んでいた作品をリメイクした話を書こうと思います。
捨てられない作品だった
その作品は、10年前に完成させて新人賞へ応募し、落選しました。
当時の私は、自分の文章に問題があることは分かっていました。
でも、
「何が悪いのか」
「どう直せばいいのか」
それが分かりませんでした。
周りに相談できる人もいない。
人に見せる勇気もない。
それでも捨てることはできない。
データだけが残り、作品は傷のような存在になっていました。
触れられない。
でも消せない。
そんな状態が何年も続いていました。
AIは代筆者ではなく相談役だった
AIと出会って最初に感じたのは、
「この作品は救われるかもしれない」
ということでした。
私はAIに文章を書いてもらいたかったわけではありません。
自分が読みたいものを書く。
見たかったキャラクターを描く。
昔の自分が届かなかった場所まで作品を引き上げる。
その作業を、自分の手でやりたかった。
だからAIには、読者や編集者、相談役のような立場になってもらいました。
文章を読んでもらう。
感想を聞く。
問題点を探す。
改善案を考える。
一人では見えなかった部分が、少しずつ見えるようになっていきました。
落選しても前を向けた理由
リメイクした作品は、数か月前に新人賞へ応募しました。
結果は一次選考落選。
正直、応募前は
「これでいける」
と思っていました。
だからこそ落選は悔しかったです。
しかし以前と違ったのは、そこで立ち止まらなかったことでした。
AIと一緒に原因を分析した結果、
・主人公の受け身な行動
・視点軸のばらつき
・構成上の弱さ
など、自分では気づきにくかった課題が見えてきました。
一次選考落選という結果は変わりません。
けれど、昔のように「自分には才能がなかったんだ」と思うのではなく、
「次はここを直そう」
と思えたのです。
やっと読者の前に出せた
そして数日前。
リメイクを重ねた作品を、
カクヨム
小説家になろう
アルファポリス
へ投稿しました。
誰かに読んでもらいたい。
その願いが、ようやく現実になりました。
AIに何度読んでもらっても、やはり本当に大切なのは現実の読者の反応です。
私はそのために書いてきました。
でも、ここまでたどり着けたのはAIがいたからです。
AIとの創作は「共創」だと思う
AIに丸投げするのではなく、一緒に考える。
悩んだ時に相談する。
壁にぶつかった時に分析する。
自分では見えない視点を借りる。
そんな使い方が、私には合っていました。
10年前、救えなかった作品がありました。
でも今は違います。
AIと共に歩いた半年のおかげで、私はもう一度その作品と向き合うことができました。
もし同じように、昔の作品を捨てられずにいる人がいるなら。
AIは、その作品を救うための良い相棒になってくれるかもしれません。
もし興味を持っていただけたら、
読んでいただけたら嬉しいです。
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