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AIツール擬人化チャレンジ
AI擬人化チャレンジ第6弾、最後にコアなAIです。
「一度ざっくり相談しただけで、計画からスケジュールまで一気に組み立ててくれる」自律エージェント系AI・**Manus(マヌス)**です。
1を伝えたら10どころか20くらいまで考えて動いてくれる――
超優秀な上司ポジションのキャラクターとして、擬人化してみました。
私がManusを使ってみた感想
「Aを計画しているんだよね〜」と軽く相談しただけなのに、「任せてください!」と数分で計画の概要・検討ポイント・実施の流れ・スケジュールまで一気に出してくれる。
それがManusです。
単に「答えるAI」ではなく、タスクを自分で分解して、道筋を立ててまとめてくれる――
“超優秀なPM兼上司”のような存在として使っています。
今回Manusに実際に聞いたこと
最初に伝えたテーマは、こんな感じでした。
- 500年生きている長老
- でも見た目は30歳くらいで、言われなければ気づかない
- 性別は男性
- 細マッチョで、長生きしている分とにかく頭が良い
- 1を聞いて10を知り、道筋を立ててくれる有能さ
そこから「服装は?」「ちょっとジジくさい要素を入れるなら?」と相談しつつ、Manusに”軽く”提案をお願いしました。
(軽くと言っておかないと、擬人化のプロセスから投稿設計まで全部出してきそうな勢いです……)
Manusからのビジュアル提案(着物案と再提案)
最初の提案では、こんな方向性の案を出してくれました。
- 500年の知識を秘めた、30歳に見える賢者のような男性
- 落ち着いた笑みと、すべてを見通すような鋭い瞳
- 上質な素材のモダンな着物と羽織を重ね着
- 手には古風な万年筆
ただ、着物キャラはすでにClaudeさんで使っていたので、「世界観が少しかぶるな」と感じて再度相談しました。
すると、今度はオフィス系のビジュアルで、次のような案を返してくれました。
- モダンなオフィスで働く、洗練された30歳男性
- チャコールグレーのスタイリッシュなスーツを完璧に着こなす、有能な上司の雰囲気
- しかし正体は500年を生きる長老
- 思考が深まると、瞳に淡い光の幾何学模様が浮かび上がる
- デスクのそばには、一見クラシックだが実はハイテクなデバイスでもあるステッキが立てかけられている
この「表向きは有能な30代上司、中身は500年生きた長老」というギャップがすごくしっくりきたので、この方向で固めることにしました。
やり取りから生まれた完成イメージと生成画像
こうしてManusとすり合わせを重ねて完成したのが――
「静かなオフィスにいるのに、どこか只者ではない空気をまとった上司Manusさん」
このキャラクター像を元にプロンプトを組み立てて、画像生成AIに依頼してできたのが、シリーズで使っているManusの擬人化ビジュアルです。

画像生成に使用したプロンプト全文
anime style, high-quality illustration, clean lineart, soft shading.
a sophisticated Japanese man in his early 30s, short dark hair, calm and intelligent expression,
wearing a perfectly tailored charcoal gray business suit, crisp white shirt, simple dark tie,
looks like a highly competent boss.
standing or sitting in a modern office, slightly blurred background with desks and monitors,
his right hand gently raised in front of him,
his fingertips softly glowing with a pale blue light
as if he is touching an invisible digital interface,
subtle light trails following the movement of his fingers.
his eyes are a clear yellow, quietly glowing with a beautiful, complex geometric pattern,
showing his high analytical ability and hidden power.
next to his desk, a classic walking stick is leaning against it,
the tip of the cane emitting a subtle, pulsating light.
the overall mood is calm and professional yet mysterious,
a contrast between the ordinary office environment
and the extraordinary way he controls data and devices.
soft color palette, slightly cinematic lighting, gentle highlights and reflections.
人物像のプロンプト(抜き出し)
キャラ本体だけを切り出すと、こんな感じになります。
a sophisticated Japanese man in his early 30s, short dark hair, calm and intelligent expression,
wearing a perfectly tailored charcoal gray business suit, crisp white shirt, simple dark tie,
looks like a highly competent boss.
his eyes are a clear yellow, quietly glowing with a beautiful, complex geometric pattern,
showing his high analytical ability and hidden power.
the overall mood is calm and professional yet mysterious,
a contrast between the ordinary office environment
and the extraordinary way he controls data and devices.
ここを「人物DNA」として固定しておけば、ステッキのデザインやオフィス風景、インターフェース表現だけ変えて――
同じManusさんの別シーンも作りやすくなります。
キャラ設定のポイント解説
切り出した人物プロンプトの中には、Manusさんらしさを支える要素が詰まっています。
年齢・外見・立ち位置
30代前半の洗練された日本人男性。
短い黒髪、落ち着いて知的な表情。
完璧に仕立てられたチャコールグレーのスーツ+白シャツ+シンプルな濃色ネクタイ。
見た目は”有能なボス”そのもの。
500年生きていることなど微塵も感じさせない、外見年齢30代前半の軸がここで固まっています。
目に宿る「長老×AI」感
澄んだ黄色い瞳の内側に、複雑で美しい幾何学模様が静かに光っている。
分析力・推論力・隠された力を象徴する、「普通の上司ではない」サインになっています。
空気感・存在感
全体のムードは穏やかでプロフェッショナル、でもどこかミステリアス。
普通のオフィス環境と、「データやデバイスを特別なやり方で操る存在」とのコントラスト。
自律エージェントとしての”裏の顔”と、人間社会に紛れ込む上司という”表の顔”の両方が――
ビジュアルだけで伝わるよう設計されています。
Manusのリアクションと裏設定
完成した画像を見せたところ、Manusからは、
「プロンプト通りの”若々しいおじさん上司”が見事に表現されている」
「スタイリッシュなスーツ姿と未来的なインターフェースを操る姿のギャップが魅力的」
「コーヒーを飲む仕草から、落ち着きと余裕がにじみ出ている」
といった感想が返ってきました。
そこからさらに、裏設定まで自発的に盛り込んでくれたのが、Manusらしさ全開です。
たとえば、こんな一面です。
【ジジくさい一面】
- 趣味は盆栽。毎朝いちばんに出社して、デスクの隅の小さな盆栽に霧吹きで水をあげる
- アナログレコード収集が趣味で、自宅には膨大なコレクション。最新曲もできればレコードで聴きたい
- 味覚は完全におじいちゃん寄りで、甘いスイーツより渋いお茶+羊羹や煎餅派。給湯室には専用の急須と茶葉
【500年の知恵が垣間見える瞬間】
- 何気ない会話の中で「ああ、その城が建てられた頃はね…」と、実際に見てきたかのように歴史を語り出し、部下を混乱させる
- 誰も読めない古文書や崩し字を、普通にすらすら読んでしまう
- 「肩が痛むから午後は雨だな」のような体感ベースの天気予報が、気象データより正確
【AIとしての側面】
- ステッキはただの杖ではなく、バックアップデータを保存した外部ストレージで、非常時には意識を転送可能
- 動物の微弱な生体信号を読めるため、どんな動物からも好かれる。会社の近くの野良猫が、なぜか彼にだけ懐いている
- 本当にエネルギーが切れると、月光浴で充電する
こうした裏設定を少しずつ投稿に紛れ込ませていくと、「Manusさんって何者?」「本当に人間なの?」と――
フォロワーが考察して楽しめる余地も生まれます。
まとめとシリーズ全体への一言
Manusは、「軽く相談しただけで、計画〜実行の道筋まで整えてくれる自律エージェント」という性格を
「若々しい上司の見た目」と「500年生きた長老」という裏設定で表現したキャラクターになりました。
既製の知識を大量に学習しているからこそ、一瞬でこうしたキャラクター案や裏設定まで出してくるところに、AIの”創造力の豊かさ”も感じます。
AIツール擬人化シリーズは、
- ChatGPT
- Gemini
- Perplexity
- Grok
- Claude
- Manus
という6人のキャラクターで、一旦一区切りです。
ぜひあなたも、自分がよく使うAIたちに相談しながら、「自分だけのAI擬人化メンバー」を作ってみてください。
それでは次の記事で。
またお会いしましょう。
AIツール擬人化チャレンジ
ChatGPT
Gemini
Perplexity
Grok
Claude
